こんにちは!平岡会計の上田です。いよいよ今年も確定申告が始まりましたね。
この時期は当事務所でも一年で一番忙しい時期であり、みんなの目つきが若干怖い?気がします(笑)。
さて、この確定申告、いったいどれぐらいの人が申告していると思いますか?
国税庁の発表によると、平成21年に確定申告を行った人は、約750万人となっています。
日本の人口が約1億2,800万人なので、全体の約6%が確定申告をしている事になります。
アメリカでは、日本のように年末調整で税金の精算はされず、
基本的に個人で申告を行うことが義務付けられているそうです。
申告方法は、居住者(Resident)と非居住者(Non Resident)とで異なっており、
居住者については、一定額以上の所得の人が申告をする事になっており、
全体の約17%ほどが申告をしているようです。
非居住者については、所得の有無に関わらず原則全員が申告義務を負うようです。
ということは、留学中の学生なども、何らかの申告をしている、という事なんでしょうね。
中国でも同じような確定申告の制度がありましたが、こちらはごく最近出来た制度のようです。
平成19年(平成18年分の所得)から申告が始まっています。
申告者は、外国人も含め全て対象者となっており、
その内、年収が12万元(日本円で約150万円)以上の人が対象となっています。
平成22年に申告した人は、中国全土で約270万人だったそうです。
中国の人口がだいたい13億人ぐらいなので、全体の0.2%といったところでしょうか?
そう考えると非常に少ない割合ですね。
中国当局としても、実際には約600万~700万人は対象者がいるのでは?と考えているそうです。
今回調べて思ったのですが、確定申告1つとってみても、国によって様々なんですね。
他の国々の税金事情についてもっと調べてみたい気もしますが、
当面は日本の税金の勉強に専念したいと思います(笑)。