「わたしが住んでいる○○市は住民税が高いんですよね~」 とか
「住民税は何市が安いんですか?」 といったご質問を時々受けます。
ちなみに、みなさんがお住まいの市町村の住民税は高いですか?それとも安いですか?
・・・そう、答えは全国同じなんです!
ただし、平成15年度までは、市町村の人口によって「均等割」と呼ばれる税金に
多少の差がありましたが、それでも上下の幅は、たったの1,000円でした。
一般に「住民税」と呼ばれる税金は、道府県民税と市町村民税を合算したものになります。
また、各税金は、収入に応じて課税される「所得割」と収入に関係なく課税される「均等割」から構成されています。
これらをまとめると、下記のようになります。
例えば、年収が400万円のサラリーマン(妻と子供1人)の場合だと、平成23年度の住民税は、
所得割 {400万-285万円(各種控除の合計)}×10%= 115,000円
均等割 4,000円
合 計 119,000円 となります。(あくまでも概算です)
「でも、財政破綻した夕張市の税金は高いはず!」 と思いの方もいらっしゃるのでは?
そうなんです!全国一律と言っていましたが、実は例外もあるのです。
基本的には、表に書いている税率が「標準税率」とよばれ、ほとんどの自治体で適用されているのですが、
各自治体の権限で、例外的に「超過税率」を設定することが出来るのです。
私の調べた範囲内で、この超過税率を適用しているのは、
夕張市・・・市町村民税 6%→6.500%(財政破綻のため)
豊岡市・・・市町村民税 6%→6.100%(財政難のため)
神奈川県・・道府県民税 4%→4.025%(水源環境の保全等のため。5年間の限定措置)
の3つの自治体だけではないかと思います。
なお、道府県民税の「均等割」については、宮崎県・兵庫県・神奈川県、
市町村民税の「均等割」については、横浜市・夕張市・宮崎市、
などにおいて、それぞれ年間300円~900円程度の均等割超過課税が行われています。
長々と書いてしまいましたが、基本的には「住民税は全国一律」と分って頂けましたでしょうか?
おそらく住民税が高いと思われるのは、住民税以外の費用が関係しているのでは?と思います。
固定資産税や国民健康保険料、水道料金や保育料などは、各自治体によって割とバラつきがあります。
これらの料金と住民税とが混同されてしまったのではないでしょうか?
住民税のうんちくについて、さらに知りたい方は、当事務所までお気軽にお尋ね下さいね
以上、来月生まれる第2子(女の子)の名前で悩んでいる、上田でした。
自宅では味わえない広々としたお風呂で、疲れも吹っ飛び、癒されます。
近頃のスーパー銭湯は、露天風呂、サウナはもちろん、岩盤浴、マッサージ、
エステ、マンガ読み放題などなど、温泉の他にも色々楽しむことができます。
マンションの住人は無料で利用でき、一般の人にも開放されているということです。
ここに住んだら毎日温泉に入りに来ちゃうな~なんて思いながら、いざお風呂のほうへ。
マンションの最上階にあるといっても、天然温泉で露天風呂もちゃんとあり、施設も充実!
北田