当初、お医者様からは「予定日より早くなると思うよ。」と言われていたのですが、
一向に生まれる気配もなく、気が付けば予定日を少し過ぎていました。
妻とは、「お腹の中の居心地がよほどいいのかなぁ。」と冗談を言っていましたが・・・。
そうこうするうちに、いよいよその日はやって来ました!
夜中の4時頃、妻がごそごそしているので目を覚ますと、どうやら陣痛が始まったとのこと。
「陣痛が始まったら、すぐに入院するように。」と言われてましたので、
あわてて飛び起き、まずは実家へ電話。それから、両親を車で迎えに行きました。
そして、寝ている3歳の息子を両親に任せ、私たち二人はいざ病院へ。
5時過ぎに病院へ着くと、まずは30分ぐらいの検査をし、赤ちゃんの様子を調べることに。
この時点では、「生まれるのはお昼ぐらいかなぁ~」と思っていました。
しかし、あれよあれよという間に陣痛の間隔は短くなり、そのまま分娩態勢に。
徐々に陣痛が激しくなり、痛みに耐える妻。私は少しでも痛みが和らぐようにとマッサージをしました。
いよいよ看護士さんが「いきんで~!」と言うと、妻は顔を真っ赤にしながら「うう~ん!」といきみます。
「はい!一回休んで~」
「ハァ、ハァ、ハァッ~」
そして、次にいきんだ時、「もういいですよ~。生まれましたよ~」
病院に着いてから、1時間半の出来事でした。
頑張ってくれた妻に感謝!感謝です!
上田寛実