午前中だったこともあり、比較的低い所にたくさんのセミがとまっていました。
他にもいないか探していると、セミの幼虫が木を昇っているではありませんか
「家に持って帰って観察しよう!」と言うと、上の子も「進化するとこ見ようよ!」と大賛成。
子供のころ、蝶々の羽化は良く見ましたが、セミは私も初めてです。
家に持って帰り、小枝にとまらせましたが、ウロウロして羽化する様子はありません。
1時間ぐらいして、今度は、焦げ茶色のソファにとまらせてみました。
しばらくすると、じっとして動かなくなりました。
だんだんと飽きてきて、子供達は他の遊びを。私はうつらうつらと、寝ていました
妻の 「背中が割れて出てるで!」 の声で、ハッと目が覚め、見ると確かに少し出てきています。 ⇒ 「写真1枚目」
セミは、じわりじわりと、少~しずつ、殻から出てきます。
見てる感じでは、ほとんど動いてるいるのが分からないぐらいのスピード。
殻から出て、羽を伸ばすまで、1時間ぐらいはかかったでしょうか? ⇒ 「写真2枚目」
この後、体や羽が乾くまで、さらに数時間。
結局、昼過ぎから観察を始め、時間は夕方になっていました。
今回の体験、子供にとって、夏休みの良い自由研究の材料になりました
余談ですが、本来セミは、夕方頃に地面から顔を出し、夜から明け方にかけて羽化をするようです。
昼から羽化を始めたこのセミは、夜と勘違いしたんですかね~。 上田