田舎に帰省中に、『この世界の片隅に』という映画の上映会に行ってきました。
終戦記念日も近いということで、家族向けの無料上映会だったのですが、とてもいい作品でした。
広島の呉市に嫁いだすずさんという女性が、戦争という時代に翻弄されながらも、日々を穏やかにそして逞しく生きていく姿を描いた物語。
すずさんのキャラクターがなんとも可愛らしくて素敵なんです。ちょっと天然でドジで、だけどいつもまっすくで一生懸命で、その様子に思わずクスッと笑ってしまったり、胸が熱くなったり。
ただ悲しいだけの戦争映画ではなくて、最後には心が温かくなって、「見てよかった」と思える映画でした。
機会があれば、是非見てほしいです。
昨年の夏、リオオリンピックでたくさんの感動をくれた日本選手たち。
その中でも、ひときわ小学校2年生の娘に突き刺さったのが『卓球』でした。
我々の良く知る「泣き虫」福原愛ちゃんがチームリーダーとなり、石川佳純選手や伊藤美誠選手の活躍は記憶に新しいところです。
我が娘も3年生になり、おばあちゃんの知り合いの卓球教室に通い始めること3ヶ月。
「今度の日曜日、卓球の試合やねん♪」
…エッ!!
無茶です。間違っても、幼少期の愛ちゃんを想像してはいけません(笑)
今回の大会は、試合経験の少ない人も沢山参加するとの事でしたが、対戦した相手には迷惑だったと思います。
結果は全敗、当然です。ですが、本人は落胆することなく、「また出たい」と目を輝かせていました
そんな娘の脇で、おじちゃんも「私が出場しても勝てそうやな~」とポツリ。
だから…そんなことは絶対ありません(笑)
そんな娘とおじいちゃんをなだめながら帰宅。
夕食もそこそこに、急に思い立った物置の整理を済ませた私の手には、
昔使っていた卓球のラケットが握られていました。
「ッサー!!」